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学校法人聖光学院

理事長退任のご挨拶
学校法人聖光学院 理事長 遠藤 道雄

理事長 遠藤道雄

聖光学院の理事長を11月30日付で退任するにあたり、関係各位の方々に感謝と御礼を申し上げます。
私は学院の成立と同時に聖光学院の教員となり、それは1962年(昭和37年4月)の事です。
あれから60年間、校訓「神と共に働く人に」の下、聖光学院に奉職いたしました。創立当時の聖光学院の校舎は信夫中学校の旧校舎を貰い受けたものでした。
一方、最初の教員スタッフは大変素晴らしく、理事長には学校設立の提案者である野田新弼氏、校長には前福島県議会議員の遠藤修司氏、副校長には元福島農蚕高校校長の関泰平氏、教頭には元福島女子高校校長の佐藤周吉氏が迎え入れられ、教員の幹部も前公立学校に勤められた先生方がその任に当たりました。このそうそうたる人材で聖光学院はスタートしたのでした。
 小生は当時、公立学校の教員に在職し、全国小学校の体育教科の研究指定校として、授業研究の公開発表中でした。そうした中、新設される工業高校の校長を私の父親である遠藤修司が担当することになり、子息の私が高校理科の免許を持っていたことから、理科の教員として手伝うことになりました。そして当時、聖光学院は定時制課程を併設した事からその定時制の責任者となり、授業は、全日制と定時制の双方を受け持つようになりました。
 その後、65歳で聖光学院を退職し、福島県で初めてとなる「福島いのちの電話」の開設と、そのための相談員養成の仕事を行いました。それから数年間の開設で数多くの相談を受け、相談員の育成と「いのちの電話相談」が軌道に乗ったところでその仕事を終了し、その後現在まで聖光学院の理事長職に当たってまいりました。
現在、年齢も90歳に近づき後進に道を譲るため、今般退任を決意した次第です。
今日までの聖光学院に対し、ご指導、ご協力に感謝申し上げ、聖光学院の前途に祝福がありますようにお祈りし、退任のご挨拶と致します。