【2学期始業礼拝】
「生かされていること」
「自分を大切にすること」
「人のために自分を生かすこと」
夏休みが明け、日焼けした逞しい表情の生徒たちが礼拝堂に集まり、賑やかな声とともにいよいよ2学期がスタートしました。
始業礼拝では、岩野政二校長先生より年間の主題聖句(使徒言行録3章より)に基づいた講話があり、これから始まる2学期をどのように過ごしていくべきか、3つの視点からお話しいただきました。
■ 講話要旨:聖書「美しの門での出来事」から学ぶ3つの視点
ペトロとヨハネが神殿の「美しの門」で足の不自由な男性に出会い、イエス・キリストの名によって彼を立ち上がらせた物語(使徒言行録3章)を通し、校長先生は以下の3つのメッセージを生徒たちに送られました。
1. 「生かされている」事実に気づき、感謝すること
足が癒やされた男性が真っ先に行ったのは「神を賛美すること」でした。彼は初めて、自分が大いなる力によって立たされ、生かされているという事実に気づき、感謝しました。
私たちも1人の力で生きているわけではありません。家族、寮のスタッフ、食事を作ってくださる方々、先生方、友人、そして命を与えてくださった神様──。周囲の支えに「生かされている」感謝から、この2学期を出発させましょう。
2. 自分に与えられた命を「自分らしく」大切に生きること
ペトロは「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう」と言い、男性の手をとりました。
他者と自分を比較して「自分には何もない」と卑下したり、悲観したりする必要はありません。神様から与えられたあなただけの個性や才能(優しさ、集中力、誰かを笑顔にする力など)を大切にし、自分らしく精一杯生きることが大切です。
3. 自分を「人のため・集団のため」に生かすこと
立ち上がった男性は、周囲の人々に神様の素晴らしさを伝える存在へと変わりました。
高校生活において「自分を生かす」とは、特別なことではなく**「自分にできる小さなことで、誰かの力になること」**です。行事の裏方を引き受けること、落ち込んでいる仲間に声をかけること、授業で自分の意見を発信すること。自分の持つ力を誰かのために使うとき、私たちの命は最も輝きます。
■ 校長先生から各学年へのメッセージ
【1年生】
高校生活の基盤ができた今、周囲の支えに「生かされている」ことに感謝し、自分らしさを伸ばしていきましょう。
【2年生】
学校の中心・顔となる学期です。先輩たちから受け継いだ恩返しとして、今度は皆さんの情熱や優しさを学校全体や後輩たちのために生かす存在になってください。
【3年生】
進路実現に向けた本格的な挑戦の時期です。孤独に感じるときもありますが、支えてくれた人々に生かされてきた自分を信じ、未来の光を見つめて力を尽くしてください。
■ 学校より
行事が目白押しで、1年間の中で最も充実した期間となる2学期。
「私にあるものを分かち合い、響き合わせながら、1人ひとりが自分の足で力強く歩んでいく素晴らしい2学期になるよう、心より祈っています。」という祈りの言葉で礼拝は結ばれました。
実り多き2学期となるよう、教職員一同、生徒たちの歩みを温かくサポートしてまいります。今学期も本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
