本日白河グリーンスタジアムで開催された第77回春季東北地区高等学校野球福島県大会準々決勝は、安積黎明高校と対戦し、8対3で勝利しベスト4進出となりました。
聖光学院は初回いきなりピンチを迎えます。先発の古谷野太心君が先頭打者にライト前ヒットを放たれると、ワイルドピッチと送りバントで三進を許すと、セーフティスクイズで先制点を奪われます。
その裏、聖光学院は4番竹内啓汰君の犠牲フライで同点としますが、3回表には先頭打者に二塁打を放たれると、守備のミスが相次ぎ、無死満塁のピンチを招きます。何とか二死までこぎつけますが、その後に連続タイムリーを許して2点を勝ち越されてしまいます。後続は2番手の小松真碩君が断ちますが、何とも言えない空気が漂います。
しかし、その裏聖光打線は、先頭の途中出場小林海童君がセンター前ヒットで出塁すると、菊地政善君の投手強襲安打などで一死満塁のチャンスを作ります。するとに2番手の相手左投手が突如として制球を乱し、4連続四球と仁平大智君のタイムリーなどでこの回一挙6点を奪い、逆転に成功します。
その後は2番手小松君が安積黎明打線を無安打に抑える好投で流れを渡さず、8回には北村理駈君が登板し、追加点を許しません。
そして今日湿りがちの打線も、8回裏に途中出場の横山孝侑君のヒットを足がかりに1点を追加すると、9回表にはエースの大嶋哲平君がマウンドに上がり、安積黎明打線を無得点に抑えて勝利しました。
しかし、前半戦は攻守ともに落ち着きがなく、ミスも多かったこの試合、課題が残った一戦となりました。準決勝の光南戦に向けて、どう立て直すかが注目されます。
その準決勝は24日(土)にあいづ球場で開催されます。皆様、ご声援よろしくお願い致します!