野球部「2025 東北大会」初戦から激戦!乱打戦制して4強入り!

本日ヤマリョースタジアム山形で開催された第72回春季東北地区高等学校野球大会の2回戦は、初戦で山形中央を逆転サヨナラ勝ちで勝利した久慈高校(岩手県)と対戦し、7対6の大激戦を制してベスト4入りを決めました。

聖光学院の先発は2年生の松本叶我君。松本君は、相手先頭打者にショート強襲ヒットで出塁を許すと、3番打者にレフト前ヒットを放たれ、二死後連続タイムリーを放たれ2点を失います。

しかし聖光打線は2回裏に先頭の竹内啓汰君がヒットで出塁すると、四球と送りバントで一死二・三塁とすると、7番の坂元壱君がセンター前へ同点タイムリーを放ちます。さらに二死一・三塁から1番の猪俣陽向君がインコースのストレートを振りぬくと、これがレフトスタンドに突き刺さる逆転スリーランホームランとなって一挙5点を奪います。

このまま試合は聖光ペースで進むかと思われましたが、久慈打線は素晴らしい粘りの打撃で食らいつきます。4回に代わった古谷野太心君が1点をとられると、試合は5対3で前半を終わります。

聖光ベンチは6回からエースの大嶋哲平君を投入します。しかし、大嶋君は二死満塁のピンチを招くと、4番打者と5番打者に連続タイムリーを浴び、まさかの3失点で逆転を許します。

それでも聖光学院は7回に振り逃げと四球からチャンスを作ると、5番細谷丈君が2点タイムリーヒットを放って再び逆転、その後7回からの終盤3イニングを、大嶋君が1安打で抑えて7対6で勝利しました。

夏の大会前の東北大会の舞台で経験した激戦は、非常に有意義なものとなりました。準決勝は明後日、同じヤマリョースタジアム山形で、仙台育英学園と対戦します。皆様ご声援よろしくお願い致します!