野球部「2021 秋季東北大会」決勝戦は1対4で惜敗も、準優勝は見事!来春センバツ甲子園へ望み!

10月26日(火)に石巻市民球場で開催された第74回秋季東北地区高等学校野球大会の決勝戦は、逆ブロックを勝ち上がってきた岩手県第1代表の花巻東高校と対戦し、1対4で敗れ神宮大会出場はなりませんでした。

聖光学院の先発は小林剛介君。この東北大会は初先発で、地区大会を含めると4度目の先発マウンド。花巻東の強力打線に小林君がどう立ち向かうかが、この試合の最大のポイントとなりました。

小林君は初回、2番打者に四球を出すと、二死二塁から4番打者にセンターオーバーの二塁打を打たれ1点を失うと、続く5番打者にもセンター前へ適時打を放たれ、いきなり2点を先制されます。しかし、持ち直した小林君は2回から4回まで無安打に抑える素晴らしいピッチング。5回にはに四球が絡んだピンチに、相手の注目打者3番の佐々木麟太郎君に初球のスライダーを左中間に運ばれて4失点目。

一方打線は初回からスコアリングポジションに何度も走者を運びますが、決定打が出ない嫌な流れ。初回は二死一・三塁、2回は一死満塁、3回は無死一・三塁、4回にも二死満塁という圧倒的なチャンスを悉く潰す拙攻が響き、わずか1得点のみ。6回以降は花巻東投手陣に完璧に抑えられてしまいました。

小林君は得点を奪われた初回と5回以外はわずか1安打、佐々木君の2三振を含む7奪三振と素晴らしい投球を見せただけに、何とも悔しい敗戦となりました。

しかし、県北支部大会から全14試合、どの試合も見ごたえがあり、毎試合のようにヒーローが代わる粘りの全員野球を披露した聖光学院は、見事な東北大会準優勝。

来春阪神甲子園球場で開催される第94回選抜高等学校野球大会出場に大きく前進したと言えるでしょう!注目の選抜出場選考委員会は、2022年1月28日(金)に予定されています!

今大会を通じ、皆様方から野球部に対して多大なるご声援を頂きました。本当にありがとうございました!