野球部「2022春 東北大会」準々決勝は劇的逆転サヨナラ勝利!

本日県営あづま球場で開催された第69回春季東北地区高等学校野球大会の準々決勝、対秋田商業戦は、劇的な9回逆転サヨナラ勝ちでベスト4進出を決めました。

試合は5回まで聖光学院先発のエース佐山未來投手と秋田商業背番号10の右腕との投げ合いで、両チーム無得点と一歩も譲らない展開となりました。

しかし、6回表秋田商業に一死から3連打で満塁のピンチを作られると、4番打者にレフト前、5番打者に同じくレフト前、6番打者にライト前と3連続タイムリー、合計6連打の猛攻を受け3失点。さらに二死から押し出し四球を与えて子の回4点を失います。

一方聖光打線は、その裏先頭の安田淳平君がセンター前ヒットで出塁すると、4番三好元気君が四球を選び、無死一・二塁。5番山浅龍之介君が三振に倒れますが、6番伊藤遥喜君がライト前ヒットで繋ぎ、一死満塁となります。ここで7番小林剛介君がライトへ犠牲フライを放ってまず1点、さらに8番生田目陽君の初球にワイルドピッチで2点目を挙げると、その生田目君がレフト戦へタイムリー二塁打を放ってこの回3点目。一転差まで詰め寄ります。

試合はそのまま9回裏に。先頭打者の代打杉山由朗君が三振に倒れるも、1番赤堀颯君が三遊間を破って出塁すると、2番髙中一樹君がポテンヒットで渋く出塁し一死一・二塁。ここで今日3安打と当たっている3番安田君。安田君は初球ファール、2球目は空振りと簡単に追い込まれます。しかし、その状況から7回から登板した相手エースの決め球の変化球を見事にとらえ、右中間を深々と破り、二塁走者の赤堀君、そして一塁走者の髙中君が相次いでホームイン!劇的なサヨナラ勝利でベスト4進出を決めました!

準決勝は明後日12日(日)に弘前学院聖愛高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願いいたします!