野球部「2022 夏」ついに神奈川の壁を超える!横浜高校撃破!

本日阪神甲子園球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権大会の2回戦は横浜高校(神奈川県)と対戦し、3対2で勝利し、3回戦進出を決めました。過去神奈川県勢とは5度対戦しすべて敗戦し、福島県勢としても8戦全敗と相性の悪い対戦となり、新たな歴史を作るという意味でも、試金石となる試合となります。

聖光学院の先発はエースの佐山未來君。佐山君は初回二塁打を放たれますが、後続を断って無難な立ち上がりを見せると、初回裏先頭の赤堀颯君が初球を叩いてレフト前ヒットで出塁します。続く髙中一樹君が初球で送りバントを決めると、3番安田淳平君がこれも初球のスライダーをセンター前タイムリーヒットを放ち、わずか3球で先制点を挙げる鮮やかな先制攻撃をみせます。

4回表に同点に追いつかれると、その裏先頭の山浅龍之介君が右中間を破る二塁打で出塁すると、その後二死三塁としてところで、8番生田目陽君がセンター前タイムリーを放って1点を勝ち越します。

横浜高校も5回表に同点にされてしまいますが、その裏赤堀君が三塁線へ絶妙なセーフティバントを決めると、初球にすかさず盗塁を決める積極果敢な攻めで無死二塁とすると、2番髙中君がアウトコースのボールを見事なライト前ヒットで繋ぐと、3番安田君のセカンドゴロの間に1点を挙げ勝ち越します。決して主導権を渡さない戦いをみせます。

名門相手に一歩も引かない戦いぶりに甲子園球場にも緊張感が張り詰める中、佐山君は6回以降わずか1安打しか許さない完璧なピッチング。最終回も内野ゴロ3つと三者凡退に打ち取りゲームセット。

聖光学院は横浜高校を上回る11安打を放ち、佐山君はわずか被安打5、奪三振は4ながら内野ゴロ13と徹底して低目を突く見事な投球で、念願の「神奈川超え」を果たしました。

5年ぶりの16強進出を果たした聖光学院、3回戦は16日第3試合で敦賀気比(福井)と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!