野球部「2022 秋」準々決勝は東日大昌平に7回コールド!

本日県営あづま球場で開催された秋季東北地区高等学校野球福島県大会の準々決勝は、今夏の準決勝の相手である東日大昌平高校と対戦し、11対3の7回コールド勝利でベスト4進出を決めました。

聖光学院は初回、先頭の髙中一樹君が左中間の二塁打で出塁すると、2番宮一柊之介君が絶妙のセーフティバントを敢行し、これを相手投手が一塁へ悪送球し1点を先制します。

しかし、その裏思ってもみない展開が・・・先頭打者のセカンドへの高いゴロを「名手」髙中君がまさかの失策。続く打者のバントの時に三塁手の片山孝君が人工芝に足をとられ、打球を不十分な体制で捕球した先発の星名竜真君が一塁へ大暴投。無死一・三塁のピンチを迎えます。そして迎えた3番打者の2球目にワイルドピッチで1点を献上、さらに3番打者の送りバントがライン上で止まる内野安打となって再び一・三塁のピンチとなります。ここで4番打者には一・二塁間を破られ、二死後6番打者にも右中間への二塁打を放たれて3点目を奪われる展開となります。

しかし、2回の一死後、7番の片山君がセーフティバントを決めると、8番西本颯汰君が死球で出塁し一・二塁とすると、9番星名君がセンター前ヒットで繋ぐと、1番髙中君が起死回生の走者一掃のレフト線三塁打を放って逆転に成功します。さらに宮一君の内野安打で一・三塁とすると、3番三好元気君がライトへ犠牲フライを放ってこの回4点目を挙げます。

3回にも一死満塁のチャンスを作ると、星名君が三遊間を破って1点を追加、高中君の犠牲フライでさらに1点を挙げると、宮一君が四球を選んで再び満塁のチャンスとし、ここで3番三好君が強烈なレフト前へ強烈な2点タイムリーを放ってこの回も4点を挙げ完全に主導権を握ります。

一方初回3失点の星名君は2回から完全に立ち直ります。2回以降5回までの4イニングを被安打3の好投、6回からは初登板の1年生古宇田烈君が昌平打線を打たせてとり無失点デビューを果たしました。

試合は5回にも高中君のタイムリー二塁打などで2点を追加した聖光学院が11対3で東日大昌平を圧倒し、準決勝進出を決めました。

初戦で無安打だった甲子園組の髙中一樹選手、三好元気選手2人で合計9打点としっかり機能した聖光打線。24日の土曜日に東北大会進出を賭けて平工業高校と準決勝を戦います。

皆様、新チームに対しても、変わらぬご声援をよろしくお願い致します!