野球部「2025秋 東北大会」初戦は中盤一気!逆転コールド発進!

本日岩手県の花巻球場で開催された第78回秋季東北地区高等学校野球大会の2回戦は、岩手県第3代表の盛岡中央高校と対戦し、9対1の7回コールドゲームで勝利して準々決勝進出を決めました。

聖光学院の先発は松本叶我君。松本君は立ち上がり、先頭打者に四球を与えますが、後続を断って無得点の立ち上がりをみせます。一方盛岡中央高校の先発は予想に反してアンダースローの投手が先発します。初回の聖光学院の攻撃は、2番の朝長啓一郎君が相手の失策で出塁し、一死二塁のチャンスを作りますが、3番藤崎翔勇斗君の会心の当たりがショート正面に飛びダブルプレーとなって得点することができません。

試合が動いたのは3回表でした。盛岡中央は二死から1番打者に四球を出すと、2番打者にヒット、3番打者にもセンター前ヒットを打たれ先制を許します。何とか追いつきたい聖光学院は4回裏、先頭の2番朝長君がレフト前ヒットで出塁すると、3番藤崎君が送りバントを決め、二死後6番北島大也君がセカンドの頭上を破るセンター前ヒットを放って同点に追いつきます。

そして5回裏に聖光打線が爆発します。先頭の8番大岡匠君がレフト前ヒットで出塁すると、松本君が送りバントを決めてスコアリングポジションに走者を進めます。すると1番猪俣陽向君が右中間を破る三塁打を放って逆転に成功します。さらに朝長君がスクイズを決め、これが相手の失策を誘うと、3番藤崎君が三遊間を破り、十文字君が四球を選んで一死満塁とします。ここで迎えた栗原君がスクイズを決めると、続く北島君が2点タイムリーを放ちこの回一挙5点を挙げます。さらに横山孝侑君が四球をとなり、8番大岡君の内野安打で2塁走者の北島君が一気にホームを駆け抜けてさらに1点を追加します。

6回にも藤崎君のレフトオーバーの二塁打、4番十文字君のセンター前で2点を追加した聖光学院は、7回にはエース紺野耀大君を投入し7回コールド勝利。先発の松本君は6回を投げて被安打3、1失点と好投、紺野君も1回を2奪三振と完璧な投球で試合を締めました。打線も10安打9得点、3盗塁を絡めて効率の良い攻めで準々決勝進出を決めました。

準々決勝は12日(日)にきたぎんボールパークで仙台育英学園と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!