野球部「2025 春」決勝は学法石川に圧勝して5年連続優勝!

本日あいづ球場で開催された第77回春季東北地区高等学校野球福島県大会の決勝戦は、学法石川高校と対戦して10対4で勝利し、5年連続15回目の優勝を果たしました!

聖光学院の先発は2年生右腕の松本叶我君、学法石川は1年生右腕がマウンドに上がり試合が始まりました。

聖光学院は初回、二死二・三塁のチャンスで5番細谷丈君がセンター前へタイムリーヒットを放って2点を先制します。その裏学法石川も二死二塁から4番打者の大栄選手にセンター前ヒットを放たれ、センターの竹内啓汰選手がこれをファンブルする間に2走が本塁を踏み、1点を返されます。

しかし聖光学院は3回、先頭の昨日サヨナラヒットを放った今日1番起用の坂元壱君がセンター前ヒットで出塁すると、2番の猪俣陽向君が右中間を深々と破る三塁打を放って1点、さらに一死から4番竹内君がライト線へ二塁打を放ってこの回2点目を挙げて学法石川を突き放します。さらに4回も前の回からマウンドに上がった2番手投手から二死満塁のチャンスを作るとボークでまず1点、さらに竹内君がレフトオーバーの二塁打を放ちさらに2点を加え、7対1と突き放します。

5回にも松本君自らタイムリーを放ち、さらにチャンスを広げると、3番菊地政善君が左中間へ2点タイムリー三塁打を放ちこの回3点、合計10得点と打線が爆発し、学法石川を圧倒する展開となります。

しかし7回裏、圧勝ムードが一転します。2番手でマウンドに上がった渡辺倖太君が大乱調。先頭打者に死球を与えると、送りバントのあと、9番打者には全くストライクが入らず降板。3番手小松真碩君が1番打者に二塁打を放たれて、2点を献上されると、2番打者に四球、3番打者にもレフト前ヒットを打たれ、一死満塁の大ピンチとなります。ここで迎えるのは大栄君。大栄君は小松君のストレートを捉えると、センターへ大飛球!完全に抜けたかと思われましたが、これをセンター竹内君が見事な背走で好捕するファインプレー!犠牲フライで1点を追加されましたが、これ以上の失点は許しません。

8回にも先頭打者に右中間にヒットを打たれますが、二進を狙った鈴木来夢君が見事な送球でこれを刺すなど、竹内君と共に外野手の好守備が光ります。

最終回はエース大嶋君が登板し、1イニング無失点。最後もセンター竹内君がポテンヒットになろうかという当たりをダイビングキャッチで抑え、試合終了。聖光学院が5年連続15回目の優勝を決めました!

東北大会は6月10日から(開会式は9日)山形県で開催されます。皆様、ご声援よろしくお願い致します!