本日県営あづま球場で開催された第77回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の決勝戦は、日大東北を7対0で下して5年連続19回目の優勝を果たしました。
聖光学院の先発は今大会初登板となった星湊太君。星君は先頭打者に二塁打を放たれるものの、後続を打ち取って流れに乗ると、以後は快調なピッチングを披露します。一方打線は3回まで相手左腕に3回まで1安打と抑え込まれますが、4回表に先頭の朝長啓一郎君がセンター前ヒットで出塁すると、3番藤崎翔勇斗君が送りバントを決めると、4番栗原慶太君がレフト前タイムリーを放って先制点を挙げます。続く今日スタメン起用の大岡匠君がヒットエンドランを決めて一・三塁の形を作り、さらに大岡君が盗塁を決めると、二死後にこれもスタメン抜擢の7番先崎響君が三遊間を破る2点タイムリーヒットを放ちこの回3点を奪います。
さらに6回にも一死二・三塁から先崎君が再びタイムリーを放ち、これまた今大会初スタメンの8番大坂啓汰君がスリーバントスクイズを決めて2点を追加、7回にも1番猪俣陽向君のヒットを足掛かりに、4番栗原君のライト線への三塁打を放ち1点を追加、そしてとどめは大岡君がこの日4安打目となるタイムリーを放って合計7得点と打線が繋がります。
打線の援護を受けた投手陣は先発の星君が6回まで被安打3、与四球1、無失点の好投をみせると、2番手のマウンドに上がったのはこれも初登板の堀越涼羽君。堀越君も2イニングを完璧に抑える熱投をみせると、最後は古谷野太心君が走者を出すものの無失点で締めて見事に5年連続19回目の優勝を飾りました。
初登板の星君、堀越君、古谷野君の完封リレー、初スタメンの大岡匠君は4打数4安打、大坂啓汰君は1打点、初戦以来にスタメンとなった先崎君も2安打3打点と大活躍。チャンスを貰った選手が悉く結果を出す総合力の優勝となりました!
明治神宮大会出場がかかる秋季東北大会は10月9日から岩手県で開催されます。皆様、ご声援よろしくお願い致します!