今日は8月4日。開会式のリハーサルです。初めて夕方スタートの開会式に合わせて、リハーサルも16時からです。
午前中は2008年に加古川北を率いて甲子園に出場して本校と対戦、現在は東播磨高校で指揮を執る福村順一氏のご縁を頼り、同校で練習を行いました。シートノックと打撃練習をみっちり3時間、行いました。実は春のセンバツ前に東播磨高校と練習試合も行い、お互い夏は甲子園で会いましょう!と約束しましたが、東播磨は残念ながら途中敗退。息子さんが3年生にいらっしゃったので、何としても勝ってほしかったのですが…
さあ、そして16時からは開会式のリハーサルで甲子園へ。控えの3年生もスタンドで観戦しました。聖光学院はこの夏で4年連続20回目の夏です。なんでこんなに毎年甲子園に来れるのか。その一つの理由に、控え選手の成長があるのは間違いありません。
もちろん、彼らはレギュラーを目指し、大観衆で埋まる甲子園の舞台でプレーするために、努力を重ねてきました。しかし、力及ばず、その夢は叶わず…でも彼らは決して腐ることなく、苦楽を共にした仲間と甲子園を目指してきました。
今年のチームのキャッチフレーズは「花よりも、花を咲かせる土となれ」。県大会の決勝戦、私はメンバーに「今日の試合はお前たちが土となり、スタンドの仲間に花を咲かせよう」と語りかけました。一時は逆転されるも、耐えて耐えて中盤に一気に逆転し突き放す!そんな試合ができたのも、愛すべき控え選手がいたからだと思います。
ほんと、みんないい顔をしていますよね。今年も過去のチームに引けを取らない、聖光学院らしいいいチームになってくれました!