本日郡山市のヨーク開成山球場で開催された第77回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の準々決勝は、いわき湯本高校と対戦して4対0で勝利しました。
この試合、先手をとったのは聖光学院でした。この回の先頭1番猪俣陽向君がセンター前ヒットで出塁すると、すかさず猪俣君が盗塁成功し、続く朝長啓一郎のセーフティバントが内野安打になってチャンスを拡大すると、3番の藤崎翔勇斗君の内野ゴロの間に先制します。
続く5回にも先頭の塙崇平君がこの日2本目のヒットを放ち出塁すると、一死後猪俣君がセンター前ヒットで繋ぎ、2番朝長君が四球を選び満塁となります。ここで3番の藤崎君が犠牲フライを放って1点を追加します。さらに6回には一死から横山孝侑君が今大会初ヒットとなる右中間にヒットを放ち出塁し、7番の髙木星輝君がライト前ヒットを放ち繋ぎます。ここで塙君が四球を選び満塁とすると、迎えるは9番の松本君。松本君はここでレフトへ犠牲フライを放ってさらに1点、7回には朝長君が右中間への二塁打を放つと、3番藤崎君が見事なタイムリーを放って4点目を挙げます。
一方先発の松本叶我君は、今日も快調なピッチング。初回を三者連続三振で立ち上がると、以後もキレのいいストレートと変化球を配していわき湯本打線を翻弄します。終わってみれば投球数106、被安打2、11奪三振の完封勝利。初戦の白河戦に続いて見事な完封勝利。
なかなか得点は挙げられない試合が続きますが、3試合を無失点と松本・紺野の投手陣が素晴らしい踏ん張りを見せてベスト4進出を決めました。
準決勝戦は学法石川と会津北嶺の勝者と26日(土)に、県営あづま球場で行われます。皆様、ご声援よろしくお願い致します。


