「3年生インタビュー企画」電気科・情報電子科編!

猪又菜緒  (情報電子科 桃陵中)
進路先:郡山冷蔵製氷株式会社

菊地叶夢  (電気科 県北中)
進路先:株式会社NTT東日本東北

佐久間来斗  (電気科 清水中)
進路先:日本大学工学部電気電子工学科

Q まず聖光学院に来たきっかけを教えて下さい!

猪又:姉が聖光出身だったのが大きいですね。私は柔道をやっていて、姉も柔道部に所属していました。練習も厳しいですし、大変だとは言われていたのですが、特待が出ていたこともあって、正直他の選択肢が浮かばなかったという感じですね。

菊地:僕は入学試験でマイスター特待で合格したことが一番の理由ですね。中学校の時から聖光学院は就職がいい、というイメージもありましたし、資格をたくさんとれれば就職に有利になるのかな、という感じですね。

佐久間:僕もマイスター特待合格です。もともとは就職志望だったので、資格をとって就職に繋げようと思っていました。でも、電気の勉強をしていくうちに、電気に関しての興味が出てきてもっと勉強したいな、というように思って進学に切り替えたんですけど・・・

Q 佐久間君はなぜ電気科を選んですか?

佐久間:小さい頃から電気に興味があったんですね。特に意味はないんですけど・・・なんか気になっていたというか。実際高校で電気を学んでみて、面白いと思いましたね。

Q 電気を学んで、どうでしたか?

菊地:入学前には考えもしなかった電信柱の仕組みとかが分かると、興味が出てきました。僕は電気工事士の資格は2種も1種もとったんですが、その実技の練習は好きでしたね(笑) もともと細かい作業が嫌いではなかったですから

佐久間:電気科の授業で一番印象的だったのは、放電圧の実験ですね。雷を発生させる機械があって、音も凄いですし、驚きました。

Q 猪又さんが聖光学院で印象にのこっていることは何ですか?

猪又:一番楽しかったのは・・・競技大会ですね。私のクラスでは1年生の時かな?男子がサッカーで決勝で負けたんですよ。今年こそは優勝しようと言っていたんですけど、結局は初戦敗退(笑) でもバレーボールで優勝しました。凄く盛り上がりますね、競技大会は。聖光学院のイメージって一言で言うと、「明るい」ですね。学院祭も盛り上がりますし。私のクラスはお化け屋敷をやったんですけど、当日よりも、みんなで取り組んだ準備が楽しかったですね。

Q 資格の勉強はどうだったですか

菊地君・佐久間君:大変でした・・・

菊地君:正直、部活しながらだったんで、体力的にもきつかったんですね。もう辞めようかって思うときもありました。でも、例えば部活を辞めるとなっても、チームスポーツで自分だけ勝手にやめるわけにはいかないですし、資格も将来に繋がっていくわけですから、頑張らないと、という感じで何とか続けてきました。最終的には14個の資格を取りましたけど、よく頑張ったなと思います。でももう少し資格をとりたかったという気持ちも残っているんですよ。頑張ったけど、満足はしていません(笑)。

久間君:結構いろいろな資格をとっていたので、勉強がかぶる時があるんですね。その時は大変でした。試験前には学校で補講があって、帰宅してからも2.3時間勉強することもありました。就職するには資格をいっぱいとって・・・というのがモチベーションでした。

Q 就職から進学に切り替えたのは?

佐久間:去年の9月です。結構突然でした(笑) 実は1回就職試験受けたんですけど、不合格で。結構ショックでしたね。もともとさっきも言いましたけど、勉強をしたいというのもあって、進学に切り替えようと。親も「いいんじゃない?」と背中を押してくれました。自分が一番勉強したいことに近かったのが日大工学部だったので、進路の先生が勧めてくれたのもあって、指定校推薦で受験しました。

Q 菊地君の志望はどうやってきめたの?

菊地:やっぱりせっかくとった資格を生かしたかったですし、コロナ禍でインターネットの重要性というのも理解していたので、有名なNTTですから、ここを受けたい、と。それに、大企業ですから福利厚生もしっかりしていますし(笑) もうインターネットって人の生活に絶対必要なツールですから、そういうことを通して人の役に立ちたいなって思っています。

Q 猪又さんにとって聖光での高校生活はいかがだったですか?

猪又:一言で言うと「楽しかった」です。私のクラスは女子が5人なんですけど、とても仲が良くて、みんなといる時間が楽しかったですね。授業ではプログラミング技術が好きだったかな。もともと柔道が一番聖光を選んだ大きな理由だった私にとって、授業でこれを学びたい!っていうのは正直あまりなかったんですけど、でも今思うと、WordとかExcelなども使えるようになったし、良かったって思いますね。

Q もうすぐ卒業ですが…

佐久間:寂しいですね。もっともっと高校生でいたかったなと。それだけこの高校3年間が楽しかったということなんですけど。やっぱり自分が好きなことを学ぶことができていた、というのが一番大きな理由ですね。でも、大学に行っても好きなことを学べる、ということには変わりないので、これからの大学生活もすごく楽しみです。

菊地:僕はこれからが凄く楽しみです。社会人になるわけですけど、どういう人と同期として出会えるのか、どう仕事をしていくのか。勤務地は郡山か仙台かになるはずなんですけど、どちらにしても一人暮らし。楽しみしかないですね。

猪又:私は正直社会人にはまだなりたくないかな。ずっと学校に通ってきて、自分が働くってことにイメージが湧かないです。私にとって働くということは「大人」というイメージで、自分はまだまだ「子供」でいたいな、と。私、聖光好きなんで、もう1年通いたいな。私のクラスは他のクラスにない位、男女関係なく仲がいいし、みんなフレンドリー。卒業はやっぱり寂しいですね。

Q 最後にもう一度高校3年間を振り返ってください。

猪又:私はこの3年間、とても充実してました。柔道目的でしたけど、それ以上にクラスのみんなに会えたのは凄く大きかったですね。聖光学院は先生方も優しくて、若い先生も多いし、話しやすいんですよね。ちゃんと向き合ってくれます。相談されたら、「聖光いいよ!」って自信もって言えますね。

菊地:僕は資格も頑張ったんですけど、実は男子バレーボール部に所属していて、頑張っていたんですね。運動部ってやっぱり厳しい部分も当然あるんですけど、でも社会に出てから大事なことを教わった気がします。僕は就職しますが、そのサポート体制は凄く良かったです。就職を考えている人は、絶対いいと思いますよ。

佐久間:僕は、どちらにしても先生方の面倒見がすごくいいのが特徴だと思いますね。就職に関して言えば、資格取得が有利に働きますし、ちゃんと分かりやすく教えてくれます。進学でも小論文対策など、しっかりとサポートしてくれるので、就職も進学も大丈夫ですよ。就職試験に落ちたのは悔いが残りますけど、最終的には大学進学も決まり、僕は聖光学院に来て良かったな、と思っています。

 

みなさんありがとうございました!3人とも充実した3年間を過ごしてくれたということで、私たちもとても嬉しいです。それぞれの道で、ご活躍を期待しています!