スペシャルインタビュー 山本真弥×紺野まりあ 掲載!

スペシャルインタビュー

山本真弥(3年普通科進学コース 桃陵中)
福島大学行政政策学類 合格
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              紺野まりあ(3年普通科進学コース 白石中)
福島県立医科大学看護学部 合格

 「目標ってやっぱり大事!」

Q どんな高校生活でしたか?

Y なかなか成績が伸びない時期もありましたが、先生や友達が力になってくれて乗り切ることができました。特に2年生の頃は苦労しましたね。勉強量に比べてなかなか成績が伸びなかった。「受験まであと1年ある」という変な余裕があったのが原因ですかね。

 特に英語の勉強には苦労しました。でも、担当の先生といろいろ話して、先生から特別にプリントなどを作ってもらったりしましたね。悩みながら進んでいきましたが、センターの1年前になると目標が定まった感じで成績が伸びていきました。

K 私の転機は2年生の夏に福島医科大のオープンキャンパスに行ったことですね。なんとしてココに行きたい!って強烈に思ったんです。オープンキャンパスの帰りには、親や担任の先生に「私、絶対ココに行く!」って宣言しましたから。その頃はまだ全然成績も足りていなかったので、先生からも「まあちょっと落ち着け」みたいな(笑)。でも、私も目標が定まってからは明らかに意識が変わったと思います。やっぱり目標って大事ですね!

 自分のペースで、自主的にできる。そこが魅力!

Q お二人は「スーパースカラシップ制度」での入学でした。

Y はい。最初特待生のお話しを頂いたときには、「まさか私が?」と思ったのですが、将来のことを考えても、また高校に入って勉強の環境もいいなと思って聖光に決めました。聖光学院のスカラシップは、自分のペースで、自主的に勉強を進めることができるのがいいですね。最初の方は勉強のやり方がよく分からなかったのですが、進めていくうちにだんだん自分にあったやり方が分かってきて、効率よく勉強を進めることができました。

K 私の場合はとにかく「特待生」ということが嬉しかったですね。中学校時代から看護師になりたかったので、そのためにはどうすればいいか。やっぱり大学に行ってちゃんと勉強したい、という想いが強くて一番いい選択肢が聖光学院だと感じました。聖光ではブロードバンド予備校の講義を受けることができるのですが、それを自分のペースで、分からない所は何回でも授業を受けられる。普通は同じ授業を何回も受けらないじゃないですか!私、多い時は7回も同じ講義を観ちゃいました(笑)。それって特権ですよね。

それと、普通に予備校とか行くと凄くお金がかかりますよね。それが無料って、凄くないですか? 

Y そうそう! 私たちの場合は授業料も減免されたし、それで予備校の授業が見放題ってすごくお得ですよね!

白石は通学圏内!仙台に行くより近いんです。

Q 紺野さんは白石ですよね?

K そうです。白石から聖光に来ることに特別な不安はなかったです。聖光っていろいろな所から生徒が集まっていますし。でも、白石の中学生だった私にとって聖光って「甲子園」のイメージしかない。はっきり言ってどこにあるのかも分からない(笑)。でも、受けてみて、通ってみて、凄くいいですよ。初めは朝が大変でしたけど、3年生になってからは始業時間が変わって今ではラクラクです。最初は始発電車だったんですが、今は7時50分白石発で、電車に乗っている時間は25分。伊達駅からは徒歩5分で、地元の学校に自転車で行くのとそんなに変わらないんじゃないかな・・・。それに仙台に行くより全然近いし、思い切り通学圏内ですよ!

明るくて、アクティブ。それが聖光学院!

Q 聖光での高校生活はどうだった?

K 聖光は凄く明るくてアクティブな感じ。クラスには全国大会を目指す運動部の生徒もいっぱいいる。みんな頑張っているんですね。だから私が頑張るのは何か!って考えさせられるんですよね。部活やっている人って時期によってはすごく疲れている時ってあるじゃないですか。じゃあ、私は? 私はあそこまで頑張っている?って思うんですね。そこはすごくいい刺激をもらっていました。

Y 私も部活やっている生徒を見て、「いいな」って思う部分もあったけど、聖光は行事も多いし、特に学院祭は楽しかったな。クラスのみんなと協力して「ポケモンGO」をもじって「聖光学院GOモンスター」を略して「学モンGO」っていうのをやったんですけど(笑)。特に3年に1回の学院祭だったので、ホントに楽しかった。

K 他にもマラソン大会や競技大会もありましたけど、楽しかったなぁ。でも10月から11月に集中するんで、春にも何かあるといいな、と思いますね。

 それと、担任の我彦先生には助けられましたね。先生は延々と私の話しを聞いてくれて。その上で適切なアドバイスをくれました。聖光の先生っていい先生多いですよ。心が折れる時もあったけど、先生たちに救われましたから。

Y そうだよね! 先生と生徒の距離感がちょうどいいというか。凄く話しやすいんですよ。

K やる気を引き出してくれるというのかな。凄く素敵な先生が多いですよ!

 「地域に貢献できる公務員に」

    「患者さんを笑顔にできる、そんな看護師に」

Q 将来の目標は?

Y 私は福島大学の行政学類でしっかり学んで、自分をスキルアップをさせたい。将来は公務員になりたいなと思っているのですが、しっかり地域に貢献できる人になりたい。福島大学は1年次は結構自由度が高いと聞いているので、何をやりたいかをしっかり探して、2年次からはその専門知識を学びたいですね。

K 福島医大にもいろいろな人が集まってくると思うんですよ。私はまずいろいろな人と関わって見識を高めたい。夢だった看護師に、それもスキルの高い看護師になるためにしっかり勉強したいですね。患者さんに寄り添うことのできる、患者さんを少しでも笑顔にできる看護師になります! とにかく今は大学4年間がとても楽しみです!

「聖光が好き。」 

                        母校をそう言える3年間は、素敵だと思う。

Q では最後にメッセージを!

Y 聖光って「部活」のイメージが強いですけど、やっていなくても全然大丈夫。周りは結構個性強いけど(笑)、その分楽しい。行事も多いし、クラスのみんなと交流するのは楽しかったですね。私の家は保原なんですけど、スクールバスもあるし通いやすいです。それに聖光ってキリスト教主義じゃないですか。これは他の学校にはない大きな特色ですよね。

K そうそう!ほかの学校に行った友達に、「聖書」読んだことある? 「クリスマス」ってどういうものだか知っている?なんて聞けちゃうのもメリット?(笑)かな?礼拝で聞ける話しも新鮮でいいですよ。

Y あと、いろいろな所から人が集まっているから、方言とか、価値観ってやっぱり違うんですよこれって結構面白いですよね。そこも聖光の魅力かな!

K それと、白石地区の皆さん! 聖光って県外だし、友達もできるか不安だし、ドキドキすると思うけど、そこは私立、みんな同じです。聖光の魅力って、自由度が高いところだと思うんです。学院祭の時も白石の友達が来てくれたんだけど、「うちの学校ではこんなこと出来ないよ」って言っていましたから。私は、この3年間で、本当に聖光が好きになりました!

山本さん、紺野さん、今日はありがとうございました。紺野さんの卒業が近くなってきて少し寂しい、という言葉が印象的でした。とても頑張ったお二人の、卒業後の活躍を心から祈っています!