野球部「2022 夏」準決勝敗退も、新たな歴史刻む

本日阪神甲子園球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権大会の準決勝は、仙台育英高校(宮城)と対戦し、4対18と大差で敗れ、初の決勝進出はなりませんでした。

聖光学院の先発は初戦で好投した小林剛介君。小林剛君は先頭打者にセンター前ヒットを放たれると、2番打者にもヒットエンドランを決められ、いきなりの大ピンチを迎えます。しかし、3番打者をサードゴロに打ち取ると、4番打者の時にスクイズの空振りでサードランナーをアウトにすると、その打者をセカンドゴロに打ち取ってピンチを脱します。

その裏先頭の赤堀颯君が四球を選んで5試合連続となる出塁を果たします。一死後3番安田淳平君がセンター前ヒットで繋ぎ一・三塁の大チャンス。ここで4番三好元気君がレフト線へ二塁打を放って先制点を挙げます。さらに山浅龍之介君が四球を選んで満塁となります。追加点の絶好のチャンスとなりますが、ここは狩野泰輝君が投手ゴロ併殺打に倒れ、追加点はなりません。

そして迎えるのは運命の2回表、小林剛君は先頭打者に四球を許すと、6番打者にレフトオーバーの二塁打を放たれ無死二・三塁とされると、ここから3連打を打たれ、3失点。ここでエースの佐山未來君を投入しますが、四球や失策が絡んでまさかの大量失点。一挙11点を奪われて非常に苦しい試合展開となります。

3回にも二死から3四死球でピンチを作ると、ここでもタイムリーを放たれ2失点。6回にも2点を失い、仙台育英打線の勢いを止められません。

なんとか意地を見せたい聖光打線はようやく6回に一死満塁から狩野泰輝君のライト前ヒット1点を返すと、伊藤遥喜君の押し出しの四球で1点を追加、さらに8番生田目陽君がセンター前タイムリーを放って3点目を挙げます。なおも満塁のチャンスで聖光ベンチは代打の清水道太君を送りますが、最後は見逃しの三振となり追加点は奪えません。

球数制限の影響で降板せざるを得ない状況に追い込まれた佐山君に代わって7回から小林聡太朗君が甲子園初登板。しかし小林聡君も制球が定まらず2失点。8回こそ三者凡退に抑えますが、9回にも1点を失って合計18失点となってしまいます。

迎えた最終回、代打三田寺大吾君が内野安打、1番赤堀君が四球を選び見せ場を作りますが、後続が断たれて無得点に終わり、初の決勝進出を賭けた大一番は、悔しい結果となりました。

しかしこの試合こそ失策が絡み、投手陣も制球を乱しての敗戦となりましたが、県大会の初戦から甲子園の準々決勝まで内野守備陣の10試合連続の無失策、エース佐山君の絶妙の投球術、選抜出場時のチーム打率が32校中31位だったチーム打率という「打てないチーム」がこの夏は全11試合で5本の本塁打を放つ強打のチームに変貌を遂げるなど、存分に力を発揮しての甲子園初のベスト4は見事の一言。

赤堀主将を中心として、コツコツと努力を重ねて全国ベスト4までのチームとなった今年の聖光学院は、史上最強チームと成長を遂げました。

皆様、今大会における多大なるご支援、本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。