野球部「2023 秋県大会」準々決勝は効率よく得点重ねベスト4へ!

本日第75回秋季東北地区高等学校野球福島県大会準々決勝は、白河グリーンスタジアムで日大東北を撃破した田村高校と対戦し、投打が噛み合って7対1で勝利しました。

聖光学院は初回、一死から2番佐山瑞來君が四球で出塁すると、3番菊地政善君がレフト線へ二塁打を放ち、俊足の佐山君が長駆ホームインして先制点を挙げます。続く青柳羽瑠君の放ったショートゴロが失策を誘って幸先よく2点を先制します。

そして聖光学院の先発はエースナンバーを背負う高野結羽君。高野君は先頭打者にライトへ二塁打を放たれ、いきなりのピンチ。2番打者が送りバントを決めて一死三塁とされますが、3番打者の時に仕掛けられたスクイズを阻止して無得点に凌ぎます。

4回には二死から連続四球で掴んだチャンスに、佐山瑞來君がレフトオーバーの二塁打を放って2点を加点しますが、その裏、失策と四球でピンチを招き、ワイルドピッチで1点を失って、中盤から後半にかけて試合は接戦が想定される展開となりました。

しかし高野君は走者を出しながらも粘り強い投球でピンチを凌ぎ、6回には一死一・二塁からここまでの二試合で先発した古宇田君が継投。このピンチをダブルプレーで脱すると、6回の二死満塁のピンチも古宇田君が気迫の投球で無失点に抑えます。

何とか粘投する投手陣を援護したい聖光打線は、7回表に先頭の佐山君がレフト前ヒットで出塁すると、一死後4番青柳羽瑠君が送りバントを決めて二死二塁に。ここで5番の沼田倖汰君がライトオーバーのフェンス直撃の三塁打を放って待望の追加点。8回にも先頭の古宇田君がレフトへ三塁打を放つと、代打の深谷凛太朗君が犠牲フライを放ち、さらに一死後絶好調の佐山君が一塁線を破る二塁打を放ってチャンスメイクし、3番菊地君が初回に続いてレフト線の二塁打を放ってこの回2点目を挙げます。

迎えた9回も内野安打2本で無死一・二塁と粘る田村高校打線を、古宇田君が三振、レフトフライ、三振と見事な粘り腰。終わってみれば高野投手が5回1/3を被安打3、2四球1失点、古宇田君も3回2/3を被安打4ながら4奪三振と要所を締め、打線も長打を8本を含む13安打で投手陣を援護し、3年連続のベスト4進出を決めました。

準決勝は9月30日にいわきグリーンスタジアムで学法石川高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!