進学探究の「探究」が面白い!~わたしたちはファーストペンギンになれるか?~イタリアミラノと繋ぐ!

今日の進学探究コースの「探究」の授業のテーマは、「私たちはファーストペンギン(以下FP)になれるか?」でした。

講師は現在ニューヨーク大学に在籍する菊田隆一郎さんです。菊田さんの名前をご存じの方もいるのではないかと思いますが、本日はイタリアのミラノに滞在しており、ミラノとオンラインでつなげての特別授業でした。

菊田さんは高校3年生当時、大学共通テストでの記述式問題の導入などの国の教育施設について、その導入の見送りなどを訴えた方ですね。菊田さんはネット上で自己採点の再現実験などを行い、結果的に共通テストが現在のような形になったのですね。現在はニューヨーク大学で教育学を専攻されています。

さて、FPとは、「世の中で当たり前とされているルールを最初に破り、新しいルールを打ち立てることで、社会に問いを投げる人のこと」。

菊田さんは進学探究コースの生徒とフレンドリーな雰囲気で語り掛け、最初は緊張気味だった生徒も徐々に打ち解け、活発な意見を話していました。

授業では「FP入門」として、FPの三段跳び、すなわち①「当たり前のルールを」みつける、②見つけたルールを壊す、③壊したらどうなるかを創造する、として、「鬼ごっこのFP」と題して、私たちが幼い頃から無意識に身に着けていた鬼ごっこのルールを壊し、そうすることでどのように面白いゲームできるか、などの意見を出し合いました。

その後は「聖光学院のFP」と題し、聖光学院の中に隠れる「当たり前のルール」を探そう!ということで生徒はスマホを片手に校舎内を「探検」。探した「当たり前のルール」はGoogle Formで共有し、その中で自分たちがFPになりたいと思うようなルールを選び、どのようにルールを壊せるか、壊したらどうなるか、などの意見交換を行いました。

詳しくは進学探究コースの「note」をご覧いただきたいのですが、その内容はとても興味深く、生徒も積極的に参加する姿をみて、ある意味「衝撃」を受けた時間でした!

これからも進学探究コースの取り組みに注目です!

進学探究コース「note」https://seikogakuin-hs.note.jp/