野球部「2022 春県大会」準決勝は学法石川に9対2でコールド勝ち!

本日白河グリーンスタジアムで開催された第74回春季東北地区高等学校野球福島県大会の準決勝は、学法石川高校と対戦し、9対2と投打に相手を圧倒し、7回コールド勝利をあげました。

聖光学院の先発は2年生の小松桜吏君。小松君はアンダースロー右腕で公式戦は昨秋の県大会決勝戦以来2度目の先発マウンドです。

しかし初回は先頭打者に死球を与え、この回はダブルプレーでピンチを凌ぐものの、2回も先頭打者に二塁打を許し、一死後6番打者にライト前ヒットでつながれて一・三塁のピンチを迎えます。しかし、小松君は続く7番打者を三振に斬ってとると、8番打者もピッチャーフライに打ち取り、ピンチを脱します。結果的にこの不安定な立ち上がりを乗り切ったことが、その後の打線爆発につながっていきます。

2回裏、聖光打線は前の試合で2三振と苦しんだ6番山浅龍之介君が、レフトスタンドへソロ本塁打を放ち先制すると、3回にも一死後3番安田淳平君のセンター前ヒットを皮切りに、打線がつながります。4番三好元気君がライト前ヒットで一・三塁のチャンスを作ると、聖光ベンチは早くも動き、前2試合で活躍した三田寺大吾君を代打起用。ここで三田寺君が落ち着いてスクイズを決めて2点目を挙げると、7番生田目陽君がきっちり犠牲フライを放って3点目。さらに8番伊藤遥喜君がセンター前の2点タイムリーを放ってこの回一挙4点を奪い、試合の主導権を握ります。

4回にも三好君のタイムリーで1点を追加した聖光打線は、5回にも二死二・三塁のチャンスから2番髙中一樹君が左中間を深々と破る二塁打で2点を加点、最後は7回に主将の赤堀颯君がコールド勝ちを決める左中間への二塁打を放ち、奪った得点は合計9点。前試合の福島商業戦とはうって変わって16安打の猛攻。

投げては小松君が4回に犠牲フライ、5回に相手4番打者の本塁打の2点に抑える好投。7回には二死一塁から、小松君から3安打を放っている4番打者のところで小林剛介君を起用し、三振に斬ってとるなど、一人一人が高いレベルで仕事を果たし、2年連続の決勝進出を決めました。

決勝戦は明日、同じく白河グリーンスタジアムで光南高校と学法福島高校の勝者と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願いいたします!