野球部「2023 東北大会」初戦サヨナラ弾に沈む・・・

本日岩手県の新球場きたぎんボールパークで開催された第70回春季東北地区高等学校野球大会の初戦は、山形県第2代表の日大山形高校と対戦し、激闘の末5対6のサヨナラ負けで初戦敗退を喫しました。

聖光学院は初回、プロ注目の右腕日大山形の菅井颯投手を攻め、4番三好元気君のタイムリーで先制します。さらに5回、先頭の聖光学院の先発で好投をみせる安齋叶悟君がレフト線への二塁打で出塁すると、1番髙中一樹君がこの日3本目となるヒットで繋ぎ、2番西本颯斗君のスクイズで追加点、さらに3番杉山由朗君がレフトオーバーの二塁打で3点目を挙げて5回まで3対0とリードを奪います。

しかし、6回裏一死一・二塁のピンチを迎えると、相手3番打者にレフトスタンドへ飛び込むスリーランホームランを放たれ、一瞬のうちに同点とされてしまいます。

試合はそのまま9回へ突入します。9回表の聖光学院は先頭の安齋君がライト前ヒットを放つと、1番髙中君がセーフティバントを決めてチャンスを広げると、2番西本君がきっちり送って二・三塁とします。しかし、ここで3番杉山君、4番三好君が菅井投手に抑え込まれて無得点で終わります。

その裏、日大山形も二死から連続ヒットで二・三塁のチャンスを作られますが、ここは安齋君が8番打者の菅井君を三振に斬ってとり、試合はタイブレークへもつれ込みます。

聖光学院は10回表、代打の冨樫和真君が見事なセーフティバントを決め満塁と絶好のチャンスを迎えますが、6番松尾学武君がファーストゴロでホーム送球されて一死、続く7番片山孝君が三振で二死となります。聖光ベンチはここで代打に石田渉君を送ります。石田君はここで見事詰まりながらもセンター前へタイムリーを放って2点を奪います。

そして運命の10回裏、一死二・三塁で迎えるは1番打者。ここでワンボールからの2球目がレフトスタンドへ運ばれるサヨナラスリーランホームランとなってしまいます。MAX147km/hを誇る菅井投手に14安打を浴びせるものの、2発のホームランに沈む形で、2年連続の東北大会優勝を狙った野球部でしたが、初戦敗退となってしまいました。

これで残るは夏の大会のみとなったこの世代。残りの1か月でさらにチーム力を整備し、夏に挑んで欲しいと思います。野球部の皆さん、是非とも頑張ってください!