野球部「2022 夏」甲子園日記 8月1日

甲子園日記(8月1日)

 

7月27日。雷雨のよる2時間の中断を挟む4時間の激闘を制し、3年ぶりの甲子園出場が決まりました。光南高校の粘り強さに苦しみましたが、選手たちは3年間の歩みを十分に発揮し、次のステージに進むことができました。

 

コロナ禍の始まりと共に入学した彼らの最初の大きな事件は「夏の甲子園中止」でした。1年生の立場で見た3年生の涙は大きな衝撃だっただと思います。そして、次の事件は昨年の夏の敗退だったと思います。コロナ禍に翻弄され、そして先輩達の涙を目の当たりにするたびに、彼らの決意は大きくなっていったことは間違いありません 続きを読む →

野球部「2022 夏」甲子園日記公開のお知らせ

皆様、第104回全国高等学校野球選手権大会のご声援ありがとうございます。 今大会は、新型コロナウィルス感染症対策で、厳しい報道規制がかけられています。そのため、朝日新聞から、「甲子園リポート」の寄稿を依頼されており、現在朝日新聞福島版に掲載されております。 この度、本校ホームページでも掲載可能であると確認できましたので、過去にさかのぼって公開することに致します。皆様、良ければお読みください!   ... 続きを読む

新井秀校長説教集72~山上の変貌~

校長

2022年7月6日(水)

朝 の 説 教

- 山上の変貌 -

『ルカによる福音書』9章28~36節

今日の聖書箇所は「山上の変貌」と呼ばれるところです。「人の子イエス」から「神の子イエス」に劇的に変貌した場面です。イエス様は昨日の聖書箇所で、自らの十字架での死と三日後の復活を初めて弟子たちに打ち明けました。イエス様はその決断を改めて確認し、その上で、弟子の代表に自分が間違いなく神の子であることを示す必要がありました。 続きを読む →

野球部「2022 夏」3年ぶり17回目の甲子園出場決定!

ヨーク開成山球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権福島大会の決勝戦は、3年連続決勝進出の光南高校と対戦し、6対3で勝利して甲子園出場を決めました! 聖光学院の先発はエース佐山未來君、そして光南高校もエースの小林貫大君がマウンドに上がります。聖光打線は、昨秋・今春と小林君からは1点も得点できていない相性の悪い投手。140キロの直球と鋭い変化球を持つ好投手です。 初回を三者凡退に打ち取られると、その裏佐山君が光南打線に捕まります。先頭打者にヒットを許すと、3番打者にセンター前ヒットを放たれ、一死一・... 続きを読む

野球部「2022 夏」準決勝は東日大昌平に投打で圧倒!

本日ヨーク開成山球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権福島大会の準決勝は、東日本国際大昌平高校と対戦し、6対0の完勝で決勝進出を決めました! 東日大昌平高校はMAX151km右腕を擁し、その草野投手が先発します。一方聖光学院は左腕の小林剛介君を起用します。 初回、小林剛君は先頭打者にレフト前ヒットを放たれ出塁を許しますが、2番打者の送りバントが飛球となり、3番打者の時に牽制球で一塁走者を刺し、ピンチを脱します。 その裏、常時140km/h後半を計測する草野投手に三者凡退に抑え込まれますが、2回裏... 続きを読む

野球部「2022 夏」準々決勝は激闘!日大東北に逆転勝利!

郡山市のヨーク開成山球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権福島大会の準々決勝は、日大東北高校と対戦、約3時間の激闘を制してベスト4進出を決めました。 聖光学院は初回裏、先頭の赤堀颯君が四球を選び、髙中一樹君が送ると続く3番安田淳平君がセンター前ヒットで繋ぎ一死一・三塁のチャンスを作りますが、4番三好元気君、5番山浅龍之介君が連続三振を喫し、先制のチャンスを逸します。 先発の佐山未來君は2回・3回とスコアリングポジションに走者を背負う我慢の投球、しかし4回二死二塁から9番打者にセンター前ヒットを... 続きを読む

新井秀校長説教集71~12弟子を派遣する~

2022年6月29日(水)

朝 の 説 教

- 12弟子を派遣する -

『ルカによる福音書』9章1~6節

今日はイエス様が12弟子を各地に派遣した記事です。当時は新聞もラジオもテレビもSNSもありませんから、何かを伝えるにはそこまで行って直接人々に語りかける必要がありました。関連の『マルコによる福音書』では、弟子を二人一組にして派遣したと書かれており、私もそう思います。ではペテロは一体誰とペアになったのでしょうか?兄弟のアンデレでしょうか?もしかするとイエス様は筆頭弟子のペテロとやがて自分を裏切るイスカリオテのユダとを組ませたのでは?と勝手な想像をします。徴税人だったマタイと熱心党員だったシモンをペアにしたかもしれません。弟子になる前のマタイはローマ帝国の手先となって税を取りたてていた人間、熱心党のシモンは憎きローマ帝国を滅ぼそうと狙っていた人間です。敵と味方の関係の二人でした。そんな二人をイエス様は敢えてペアにしたかもしれません。勝手な想像ですが興味は尽きません。 続きを読む →

野球部「2022 夏」4回戦は初回に大量点!7回コールドで8強!

郡山市のヨーク開成山球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権福島大会の4回戦は、会津工業高校と対戦して7回コールドゲームで勝利し、ベスト8進出を決めました。 聖光学院の先発小林剛介君が初回の相手の攻撃を三者凡退で抑えると、その裏先頭の赤堀颯君がレフト前ヒットで出塁すると、やや動揺の見える相手投手のボールをしっかり見極めて4連続四球を選び2点を先制すると、6番狩野泰輝君がライト前へ2点タイムリー、7番伊藤遥喜君がセンター前へ2点タイムリーを放ち、二死後この回二度目の打席となった赤堀君が右中間へ三塁打... 続きを読む

新井秀校長説教集70~ともし火のたとえ~

2022年6月22日(水)

朝 の 説 教

- ともし火のたとえ-

『ルカによる福音書』8章16節

今日は「ともし火のたとえ」で、私は16節に絞って話をします。ここでイエス様が「ともし火」と言っているのは、おそらく当時の狭くて暗い部屋で灯(あかり)として用いられたランプのことでしょう。イエス様の時代、貧しい人の家はたった一間で窓は一つだけ。暗くて風通しの悪い家でした。その暗い部屋を明るくするために朝早くからランプが灯され、寝るまで灯され続けたようです。その灯を、「器で覆い隠したり、燭台の下に置いた入りする人はいない。入って来る人に光が見えるように、燭台の上に置く」筈だとイエス様は言っています。 続きを読む →