野球部「2022 夏」甲子園日記 8月17日

甲子園日記 8月17日

 

百聞は一見に如かず。今の時代は何でも「見る」ことが可能です。インターネットで検索すればどこの国のどんな景色も「見る」ことができます。

 

甲子園に行くと「本部役員」という方がおり、各県の高野連理事長OBなどが、球場入りから試合後までいろいろとサポートしてくれます。今大会はすべての試合で元福島県高野連理事長の宗像治氏(元福島高校など監督、磐城高校準優勝メンバー)が聖光学院の担当としてついてくれています。やはり長年福島県高野連の発展のためにご尽力された方が甲子園でも側にいてくれるのは心強いです。その宗像先生が敦賀気比戦前に、こんな話をしてくれました。「ベスト4以上にいくと、見える世界が変わる」と。

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野球部「2022 夏」3回戦は敦賀気比に圧勝!ベスト8進出!

本日阪神甲子園球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権大会の3回戦、対敦賀気比戦に8対1と圧勝し、ベスト8進出を決めました!

先攻の聖光学院は、先頭の赤堀颯君が3試合連続となる先頭打者安打を放つと、2番髙中一樹君がしっかり送り、3番安田淳平君を迎えます。安田君は2球目の変化球をとらえると、右中間を破る先制のタイムリー二塁打を放ちます。

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野球部「2022 夏」甲子園日誌 8月15日

甲子園日記 8月15日

 

神奈川、そして横浜超え。過去5回跳ね返されてきた壁。やってくれたのはやはり、このチームでした。試合は序盤から攻めました。わずか3球で先制点。実は初戦日大三高の左投手にタイミングを狂わされ、バッティングを崩していたのが3番の安田淳平でした。試合までの4日間、悩みに悩んでいたのですが、試合前日の練習でようやく吹っ切れたのか、快音を連発。横浜戦のキーマンは安田、しかも1打席目に注目をしていました。その安田が迷いなく初球のスライダーをセンター前にタイムリーヒットを放ってくれたことが、この試合の流れを作ってくれたことは間違いありません。

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野球部「2022 夏」ついに神奈川の壁を超える!横浜高校撃破!

本日阪神甲子園球場で開催された第104回全国高等学校野球選手権大会の2回戦は横浜高校(神奈川県)と対戦し、3対2で勝利し、3回戦進出を決めました。過去神奈川県勢とは5度対戦しすべて敗戦し、福島県勢としても8戦全敗と相性の悪い対戦となり、新たな歴史を作るという意味でも、試金石となる試合となります。

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野球部「2022 夏」甲子園日記 8月13日

甲子園日記 8月13日

 

守・破・離。聖光学院でよく使う言葉です。剣道や茶道などで、修行における段階を示したものです。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の教えなどについても考え、自分に合ったより良いものを取り入れ、心技を発展させて既存の型を破る段階。そして「離」は一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立する段階とされています。聖光学院では「守」を1年生、「破」を2年生、「離」を3年生と位置づけています。

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野球部「2022 夏」甲子園日記 8月12日

甲子園日記 8月12日

 

敗戦と敗北。負けるという意味では同じですが、敗北の「北」には、二人の人が背を向け合っているさまを示し、「相手に背を向ける」「背を向けて逃げる」の意味を持ちます。「敗戦感」とは言いませんが、「敗北感」と表現することはよくありますよね。

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野球部「2022 夏」甲子園日記 8月11日

甲子園日記 8月11日

 

昨日の夜のミーティングで、選手らの満面の笑顔を見ることができました。ミーティング会場には拍手も湧きおこり、ホッとした表情も見られました。

 

それはなぜか・・・。初戦勝利校に課せられるPCR検査の結果報告でした。「全員陰性確認!」その瞬間、大いに盛り上がったというわけです。大阪入りしてからも、選手はホテルのエレベーターを使用せず、併設されるコンビニエンスストアへも行くことなく、同宿の富島高校と動線を分け、とにかく感染対策第一に過ごしてきました。気を抜くことはできませんが、最悪を想定せず、次戦に挑むことができそうなのは何よりです。

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野球部「2022 夏」甲子園日記 8月10日

8月10日

 

佐山、佐山、佐山。選抜までは佐山ありきのチーム。オフの間に今日先発した小林剛介とこんな話しをしたことがあります。「お前は何をするために選抜に行くの?」剛介は「佐山が崩れた時に、何とか試合を作れるように・・・」。と話していました。その時の剛介はまだ「控え投手」でした。「お前、佐山を追い抜き、先発のマウンドを奪うくらいの気持ちを持て!」と叱咤したのですが・・・。

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野球部「2022 夏 甲子園」1回戦 日大三高に逆転勝利!

本日阪神甲子園球場で行われた第104回全国高等学校野球選手権大会の1回戦、日大三高との一戦は見事逆転勝利をおさめ、5年ぶりに夏の甲子園での勝利となりました!

聖光学院の先発は、意表を突き左腕の小林剛介君を起用。小林剛君は初回から落ち着いたマウンドさばきをみせます。しかし、低目にコントロールされたスライダーを1番藤巻一洸君に技ありの一打で一・二塁間を破られます。小林剛君は二死後4番浅倉大聖君にセンターオーバーの二塁打を放たれ、1点を失います。

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野球部「2022 夏」甲子園日記 8月8日

8月8日

 

成功と成長。明日、一つの結果が示されます。この代は本当にコツコツと一つ一つ積み重ねてきた代です。ウサギとカメの話しで言えば間違いなくカメ。昨年の秋から夏まで、これほど逆転勝利を積み重ねたチームは過去になかったと思います。その根拠は間違いなく「普段」です。

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